電気を使用する電気食品乾燥機では、装置内にヒーターを利用します。このヒーターはオンとオフを交互に繰り返しながら、加温空気の温度を調節しています。これがオンのままになると庫内は異常高温となり、樹脂製の製品なら溶けたり火災になったりします。これは国産であっても、熱源式の加湿器での火災事故などの例が多数あります。ヒーターのオン・オフは主にリレーという素子によって制御されています。効果なものでは電子制御によってヒーターの通電時間を細かく制御しています。高価な装置ではこの電子制御が利用されています。海外の安価な装置では電磁石を利用したリレー式制御の食品乾燥機もありますが、リレーは消耗品であり、長年使用するとリレーが内部で通電しっぱなしの状態となり、非常に危険です。国産では通常、異常高温を察知して電源を切る二重の安全制御されていますが、海外製で安全装置がついていないものがあります。この様な製品を使用して夜間運転すると、火災の原因となります。加湿器もそうですが、ヒーターを利用した製品寿命は5年以内と考えた方が安全と思います。
海外製品であっても国内の輸入業者はPL法により故障による事故の補償責任があります。PL法に関係した保険に入っている事が強く求められますが、食品乾燥機の輸入業者でこの様な保険に入っていない場合には、事故があっても倒産して逃げるのがオチでしょう。海外の電気製品をAmazonなどの通販サイトで直輸入で購入すると、国内のPL法はどうなるのでしょう。Amazonは輸入業者ではないため、事故の責任は無いのではないかと思います。
海外製であれ国産であれ、きちんとした国内代理店から購入する事を強くおすすめします。
何しろ加湿器やホットカーペットの火災事故が全国で多数起きています。これを知ってしまうととても怖くて慎重になります。海外製で樹脂製筐体の食品乾燥機。私なら夜間運転はしないと思います。汗
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