食品乾燥機の最高設定温度と乾燥対象食材の関係は?(糖分含量との関係)

一般的に果物と野菜では糖分量が違います。甘いものは当分含量が高いため、こうした食材では高めの乾燥温度が必要となります。最後に高めの温度設定で硬さを出します。糖分が多いとカリカリにはなりにくいのでご注意下さい。野菜は当分含量が低いのでカリカリ、シャリシャリになります。このようにカリカリになるまで乾燥できると、粉末化ができます。

糖分含量が多い食材では、乾燥工程終盤で乾燥機設定温度を65℃〜70℃(製品例を参照)にはしたいものです。でも、最後だけ温度調整ができるオーブンで100℃くらいで最終乾燥工程を行う方法もありますので、60℃くらいが最高設定温度の乾燥機なら、電気屋さんにいって低温設定可能な安いオーブンを購入するのも賢い選択と思いますよ。

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カリカリ

食品乾燥に携わってはや9年。数十年に渡るバイオ研究の経験も活かしたご紹介をしたいと思います。

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